現時点(2021年9月16日)で年初来リターン+16.48%の台湾50指数
構成銘柄上位にTSMC、MediaTek、ホンハイ、UMCが名を連ね、成長著しい台湾の半導体産業の拡大と共に数値が上昇していると言っても過言ではない本指数。
実際ハイテクセクターが6 ~ 7割を占めています。
12月3日のニュースで台湾50指数の構成銘柄入れ替えが報じられたので、追加銘柄について軽く紹介したいと思います。
また最後に台湾指数に連動するETF商品の紹介をしています。
S&P500指数やNASDAQ総合指数と肩を並べるパフォーマンスを出している台湾指数です。
ぜひ最後まで読んで下さい。
更新履歴
- 2022年4月23日:サムネイル更新
半導体銘柄追加、化学繊維銘柄除外
化学繊維企業の1銘柄が除外、半導体企業の1銘柄が追加されます。
構成銘柄入れ替えは12月17日に実施です。
追加銘柄
- 欣興(3037)
除外銘柄
- 遠東新(1402)
追加銘柄:欣興(欣興電子/英名:Unimicron)
プリント配線板(PCB)と半導体IC基板の製造・販売を手掛ける大手半導体企業です。
以下に過去5年のパフォーマンスを示しますが、パフォーマンスがすこぶる良いです。
年初来チャート
5年チャート
パフォーマンス
年初来 | +153% |
---|---|
1年 | +158% |
2年 | +388% |
3年 | +880% |
5年 | +1672% |
追加候補銘柄
この入れ替えと同時に、以下5銘柄が台湾50指数の構成候補銘柄になります。
- 開發金(2883)
- 群創(3481)
- 緯穎(6669)
- 儒鴻(1476)
- 永豐金(2890)
台湾50指数連動型ETF商品一覧
では最後に台湾50指数に連動するETFを紹介しておきます。
商品名 | シンボル |
---|---|
元大台灣50 | 0050 |
富邦台50 | 006208 |
iShares MSCI Taiwan ETF | EWT |
0050・006208:台湾証券取引所、EWT:ニューヨーク証券取引所での取り扱いになります。
厳密にはiShares MSCI Taiwan ETFはMSCI台湾25/50指数への連動を目指すETFになります。
本ブログの「台湾50指数」はFTSE台湾50指数を指します。
前者はMSCI社、後者はFTSE社が算出するインデックスですね。
《過去記事》iShares MSCI Taiwan ETF
以下、iShares MSCI Taiwan ETF(NYSE: EWT)の紹介記事です。
投資対象の参考にしていただければ幸いです。
《過去記事》元大台灣50、富邦台50
以下、元大台灣50(TWSE: 0050)、富邦台50(TWSE: 006208)の紹介記事です。
投資対象の参考にしていただければ幸いです。
元大台灣50は台湾で一番ポピュラーなETFとなっております。ファンド規模も大きく長期積立運用に向いていると思います。
その他台湾の国内ETFについて知りたい方は以下の記事をどうぞ。
まとめ
- 12月16日時点で年初来リターン+16%の台湾50指数
- 構成銘柄上位にTSMC、MediaTek、ホンハイ、UMC等の優良ハイテク企業が名を連ねる
- 12月17日に本指数構成銘柄の入れ替えが実施される
- 化学繊維企業1銘柄が除外され、半導体企業1銘柄を追加
- 新たに指数に組み込まれるUnimicronはプリント配線板・IC基板大手
では、この辺で。
拜拜~