現時点(2021年9月3日)で年初来リターン+17.11%の台湾50指数
構成銘柄上位にTSMC、MediaTek、ホンハイ、UMCが名を連ね、成長著しい台湾の半導体産業の拡大と共に数値が上昇していると言っても過言ではない本指数。
実際ハイテクセクターが6 ~ 7割を占めています。
9月3日のニュースで台湾50指数の構成銘柄入れ替えが報じられたので、追加銘柄について軽く紹介したいと思います。
また最後に台湾指数に連動するETF商品の紹介をしています。
S&P500指数やNASDAQ総合指数と肩を並べるパフォーマンスを出している台湾指数です。
ぜひ最後まで読んで下さい。
更新履歴
- 2022年4月23日:サムネイル更新
EC銘柄追加、建設資材銘柄除外
建設資材企業の1銘柄が除外、EC企業の1銘柄が追加されます。
構成銘柄入れ替えは9月22日に実施です。
追加銘柄
- 富邦媒(8454)
除外銘柄
- 亞泥(1102)
追加銘柄:富邦媒(富邦媒體科技/英名:momo)
2004年設立の会社で、ウェブショッピング事業、TVショッピング事業等を主としています。
台湾二大EC(momo、PChome)の一角で、BtoC型ECの最大手になります。
近年は東南アジアや中東に進出し、事業拡大を行なっております。
momo、PChome共に頻繁に利用させていただいておりますm(_ _)m
EC銘柄は去年コロナで株価が噴きました。
サクッとmomoの株価チャートとリターンをおさらいしたいと思います。
2年チャート(月足)
上場来チャート(月足)
直近の累計リターンは
- 年初:+148%
- 1年:+107%
- 2年:+504%
になっております。
アジア圏には将来のAmazonやAlibaba、JD.comになる可能性を秘めているEC銘柄がたくさん眠っており、お宝銘柄発掘に精が出そうです(笑)
追加候補銘柄
この入れ替えと同時に、以下5銘柄が台湾50指数の構成候補銘柄になります。
- 欣興(3037)
- 開發金(2883)
- 群創(3481)
- 台灣高鐵(2633)
- 緯穎(6669)
台湾50指数連動型ETF商品一覧
では最後に台湾50指数に連動するETFを紹介しておきます。
商品名 | シンボル |
---|---|
元大台灣50 | 0050 |
富邦台50 | 006208 |
iShares MSCI Taiwan ETF | EWT |
- 0050、006208:台湾証券取引所での取り扱い
- EWT:ニューヨーク証券取引所
厳密にはiShares MSCI Taiwan ETFはMSCI台湾25/50指数への連動を目指すETFになります。
本ブログの「台湾50指数」はFTSE台湾50指数を指します。
前者はMSCI社、後者はFTSE社が算出するインデックスですね。
《過去記事》iShares MSCI Taiwan ETF
以下、iShares MSCI Taiwan ETF(NYSE: EWT)の紹介記事です。
投資対象の参考にしていただければ幸いです。
以下、4月のツイートです。
iShares MSCI Taiwan ETF、まじでパフォ良いからオススメ
— たいかぶ🐻❄️ (@taikabu0) April 29, 2021
《年初来リターン》$EWT +22%$SOXX +15%$QQQ +9%
SOX指数、NASDAQ 100よりパフォ良いよ https://t.co/SC75Mdreat
《過去記事》元大台灣50、富邦台50
以下、元大台灣50(TWSE: 0050)、富邦台50(TWSE: 006208)の紹介記事です。
投資対象の参考にしていただければ幸いです。
元大台灣50は台湾で一番ポピュラーなETFとなっております。ファンド規模も大きく長期積立運用に向いていると思います。
その他台湾の国内ETFについて知りたい方は以下の記事をどうぞ。
まとめ
- 9月3日時点で年初来リターン+17%の台湾50指数
- 構成銘柄上位にTSMC、MediaTek、ホンハイ、UMC等の優良ハイテク企業が名を連ねる
- 9月22日に本指数構成銘柄の入れ替えが実施される
- 建設資材企業1銘柄が除外され、EC企業1銘柄を追加
- 新たに指数に組み込まれるmomoは台湾のEC最大手
では、この辺で。
拜拜~