投資するETF商品を探している時に「一つの指数に連動する複数のETFがあるけどどっちを買えば?」という経験したことありますか?
同じ指数に連動するETFならパフォーマンスの良い方、そしてコストの低い方を買いたいですよね。
今回は台湾を代表する指数「台湾50指数」に連動する2つのETFのコスト、運用成績等について比較したいと思います。
更新履歴
- 2022年4月23日:サムネイル更新
- 2021年7月24日:タグ更新
比較するETF
1つの指数に連動するETFとして以下の2つを比較してみます。
- 元大台灣50(0050)
- 富邦台50(006208)
共に、「台湾50指数」に連動するETFです。
比較①:手数料(コスト)
両ETFの基本情報と共に手数料の比較をしたいと思います。
ETFの基本情報
銘柄コード | 0050 | 006208 |
---|---|---|
略称 | 元大台灣50 | 富邦台50 |
名称 | 元大台湾卓越50 証券投資信託 ファンド |
富邦台湾釆吉50 証券投資信託 ファンド |
上場日 | 2003年6月30日 | 2012年7月17日 |
ターゲット指数 | 台湾50指数 | |
ファンド規模 | 662.19億TWD | 44.26億TWD |
管理費 | 0.32% | 0.15% |
保管費 | 0.035% | 0.035% |
- 保管費:差はなし
- 管理費:「富邦台50(006208)」の方が安い
比較②:投資額
2020年10月16日時点の株価
- 元大台灣50(0050):105.25TWD
- 富邦台50(006208):60.10TWD
1単元=1000株なので単元あたりの最低投資額は
- 元大台灣50(0050):105,250TWD
- 富邦台50(006208):60,100TWD
になります。
1TWD=3.6JPYで計算すると、単元あたりの最低投資額はそれぞれ約38万円、22万円です。
銀行・証券会社がやってる定額自動積立投資商品はありますが、外国籍の人は対象外みたいです。
(私の場合は口座開設時に証券会社の担当者にそのように言われました)
まあ実際問題あってもなくてもどっちでもよいって感じです(笑)
- 最低投資額:「富邦台50(006208)」の方が低い
比較③:リターン率
おそらく皆さんが一番気になるパートですね。
元大台灣50 | 富邦台50 | |
---|---|---|
3ヶ月 | 22.51% | 22.53% |
6ヶ月 | 16.10% | 16.16% |
1年 | 28.77% | 28.99% |
2年 | 26.24% | 26.52% |
3年 | 37.30% | 37.60% |
同じ指数に連動するのでリターン率はもちろんほぼ同じです。
差があっても困るんですけども、ブログ的には面白くない(笑)
チャートも載せておきます。
2020年初来チャート
5年チャート
まとめ
- 台湾トップ50指数に連動する2つのETF「元大台灣50」と「富邦台50」を比較
- ファンド規模は「元大台灣50」の方が大きいが
- 手数料、最低投資額の2項目において「富邦台50」の方をオススメする
台湾国内指数連動型のETFの紹介記事も書いているので是非読んで下さい。
では、この辺で。
拜拜~